Googleビジネスプロフィールの投稿、何を書けばいい?ネタ12選と続けるコツ【2026年版】

店主がスマートフォンで料理を撮影し、地図ピンや写真カードとともにお店の最新情報を投稿しているイラスト。

 結論から言うと、Googleビジネスプロフィールの投稿は、「完璧な文章」より「続けること」が大事です。とはいえ「何を書けばいいの?」で手が止まりがち。そこで本記事では、そのまま使える投稿ネタを4つの切り口・全12個にまとめました。週1回、写真1枚に一言でも十分です。

 私はMintSparkでIT・DX/セキュリティのコンサルティングを行うかたわら、銀座で完全個室のマシンピラティススタジオを自ら運営し、Googleビジネスプロフィールの投稿も自分で続けています。正直、いちばん続けにくいのがこの「投稿」です。だからこそ、無理なく回すための具体策をお伝えします。

目次

結論:投稿は「完璧さ」より「継続」

投稿を続ける3つのコツ

  • 週1回を目安に、完璧を目指さない
  • 写真1枚+一言でも十分
  • ネタは「4つの切り口」から選ぶ(後述)

そもそも、なぜ投稿するの?

 投稿は、地図や検索であなたのお店を見た人に最新の様子を届け、来店のきっかけをつくるものです。もう一つ、知っておきたい仕様があります。イベントなどで期間を指定しない投稿は、Googleの仕様で公開から6か月でアーカイブされ、自動的に表示されなくなります(出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ)。だからこそ、鮮度を保つ定期的な投稿が効いてきます。

投稿ネタ12選(4つの切り口で)

 ネタに困ったら、次の4つの切り口から選ぶと考えやすくなります。それぞれに3つずつ、具体例を挙げました。

投稿ネタの4つの切り口の図。お店・商品、人となり、行動を促す、信頼を積む。

①お店・商品を伝える

  • 1. 新商品・新メニューの紹介(写真を添えて)
  • 2. 季節限定・イチオシ商品の告知
  • 3. 商品の使い方・選び方・豆知識

②人となりを見せる

  • 4. スタッフ紹介(人柄が伝わる一言を添えて)
  • 5. お店の日常・仕込みや準備の裏側
  • 6. お客様の声(ご本人の許可を得て)

③行動を促す

  • 7. キャンペーン・クーポン・特典のお知らせ
  • 8. 予約状況・在庫・空席のお知らせ
  • 9. イベント・ワークショップの告知

④信頼を積む

  • 10. 営業時間の変更・臨時休業のお知らせ
  • 11. よくある質問への回答(アクセス・駐車場・支払い方法など)
  • 12. 実績・受賞歴・メディア掲載のお知らせ

三日坊主を防ぐ、続けるコツ

 正直に言えば、投稿は5つの基本施策のなかでもいちばん続けにくいものです。私自身も、レッスンの合間についうっかり忘れそうになります。だからこそ、次のような「仕組み化」で乗り切っています。

三日坊主を防ぐ、続けるコツ

  • 思いついたネタは、普段からメモにストックしておく
  • 4つの切り口をローテーションする(迷ったら順番に)
  • 書き出しのテンプレートを用意しておく
  • 月初にまとめて写真を撮っておく
  • ツールの予約投稿・投稿代行を活用する

やってはいけない投稿

やってはいけない投稿

  • 終了したキャンペーンなど、古いお知らせを放置する
  • 宣伝・売り込みばかりで、役に立つ情報がない
  • お店と関係のない話題ばかり投稿する
  • 効果を保証するような誇大・断定的な表現を使う(景品表示法にも注意)

2026年の視点:AI時代に、投稿はどう変わる?

 ここまでは「何を投稿するか」でした。最後に、2026年のいま知っておきたい「AIと投稿」の話を、経営者向けに要点だけお伝えします。

AIで作った投稿は、評価が下がる?

 結論から言うと、下がりません。Googleは「大切なのはコンテンツの品質であって、どう作られたか(AIかどうか)ではない」と明言しています(出典:Google Search Central)。ただし条件があります。検索順位を操作する目的で、中身のないページや投稿をAIで大量生成する行為(スケール化されたコンテンツの不正利用)は、スパムポリシー違反です(出典:Google)。つまり、AIを使うこと自体は問題ではなく、中身が薄いか、独自性と役立ちがあるかで評価が決まります。

AIを上手に使う例

  • 下書き・たたき台づくりや、言い回しの調整にAIを使う
  • 自店の写真・実際の体験・具体的な数字といった一次情報を、必ず自分で足す
  • 事実に誤りがないか、最後は人がチェックする

避けたい使い方

  • 中身の薄い投稿を、AIで大量に自動生成して並べる
  • 事実確認をせずに、AIの文章をそのまま載せる
AIの下書き・スピードと、人間の一次体験・写真・言葉を組み合わせると、E-E-A-Tを備えた評価される投稿になることを示す図。

カギは E-E-A-T ―― 特に「経験」

 Googleが品質を評価する軸が E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)です。2022年末に、従来のE-A-Tへ「経験(Experience)」が加わりました(出典:Google Search Central)。中でも信頼が最も重要とされます。ここで効いてくるのが、AIには出せない一次体験です。「実際に使った」「自分の店で試した」という一次情報は、投稿でも記事でも大きな差になります。だからこそ、AIで速く形にし、人が現場の経験と写真を乗せる——このAIと人間の組み合わせが、2026年の基本形です。

AI検索対策(AIO)――海外ではGEO、日本ではLLMOとも

 いま国内外で注目されているのが、AIO(AI Optimization=AI検索対策)です。ChatGPTやGoogleのAI回答(AI Overviews)に、自分のお店や情報が引用・紹介されるように整える取り組みで、2026年の主要テーマになっています。呼び方は複数あり、海外ではGEO(生成エンジン最適化)やAEO、日本では独自にLLMO(大規模言語モデル最適化)とも呼ばれますが、指しているものはほぼ同じです(参考:日本経済新聞Search Engine Land)。実際、地域のお店を選ぶときに生成AIを参考にする人は、前年の6%から45%へと増えたという米国の調査もあります(出典:BrightLocal 2026)。

 難しそうに聞こえますが、土台は本記事と同じです。正確なGoogleビジネスプロフィール・一貫した口コミ・新鮮な投稿が、そのままAI検索に拾われる基礎になります。私たちも以前から、これをMEO・SEOと並ぶ「AIO」として解説してきました。+αで意識したいのは、①冒頭で結論を明快に述べる、②事実や数字を添える、③店名・住所などの情報を媒体間で一貫させる——という3点。いずれも本記事のやり方と重なります。

プラットフォームの潮流:AIコンテンツは「表示」される時代

 SNS側の動きも押さえておきましょう。Metaは2024年から、Instagram・Facebookなどで、AIで作られた画像などに「AI Info」というラベルを付ける運用を始めています(出典:Meta)。AIで作ったことが、見る人に分かる時代になりつつあります。だからこそ、正直に、自分の言葉と事実で伝えることが、これまで以上に信頼につながります。

2026年のまとめ

  • AIは「作り方」では減点されない。減点されるのは「中身が薄い・量産のスパム」。
  • 勝敗を分けるのは、AIには出せない「一次体験(E-E-A-T)」。
  • 投稿・口コミ・正確な基本情報を続けることが、Google検索にもAI検索にも効く土台になる。

続かないなら「仕組み」で

 「ネタは分かった。でも続ける自信がない」——それが本音だと思います。私たちは自社開発のMEO支援ツールcoremeo(コレミオ)で、投稿の下書きや口コミ返信のサポートを提供しています。自分たちの店でも使っている仕組みです。手が回らない部分を仕組みに任せれば、投稿は続けられます。

 投稿はMEO対策の一部です。全体の進め方は、まとめ記事MEO対策の完全ガイド|小規模店舗の集客を伸ばす進め方で解説しています。基本施策をひととおり押さえたい方は、MEO対策とは? 小規模店舗でも今すぐできる5つの基本施策もあわせてご覧ください。

参考・出典: Google ビジネス プロフィール ヘルプ「投稿のアーカイブ(6か月)」(公式ヘルプ)/Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ローカル ランキングを改善する方法」(公式ヘルプ
・AI・E-E-A-T・AI検索:Google Search Central「AI生成コンテンツに関するガイダンス」(Google)/同「品質評価ガイドライン:E-A-Tに『経験』を追加」(2022年、Google)/同「2024年3月コアアップデートとスパムポリシー」(Google)/BrightLocal「Local Consumer Review Survey 2026」(米国・n=1,002、調査ページ)/日本経済新聞「『AI検索最適化』表す用語は 日本独自のLLMO、米国はAEO・GEO」(日本経済新聞)/Search Engine Land「Mastering generative engine optimization in 2026」(記事)/Meta「AI生成コンテンツのラベル表示に関する方針」(2024年、Meta

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この記事を書いた人

ソフトバンク株式会社で100社以上のネットワーク・セキュリティ支援、株式会社セブン&アイ・ホールディングス DX本部を経て、株式会社MintSparkを設立。情報処理安全確保支援士(登録番号 第004395号)。中小企業のIT/DX・セキュリティと、小規模店舗のMEO対策を現場目線で支援しています。

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